親子遠足

朝から快晴に恵まれた令和4年度の親子遠足です。今回は初めての場所です。埼玉県狭山市にある「いなりやま公園&狭山市立博物館」です。

 

まずは、いなりやま公園からスタートします。午前中のメインは「ネイチャーゲーム」です。その前に、公園内を園長の解説で少しお散歩します。いなりやま公園は、戦後米軍のジョンソン飛行場だった場所です。東京ドーム3.5個分のスペースの中には、自然の森の中です。

 

子どもたちは、散歩の途中で様々な花や植物を発見します。まつぼっくりは知っていたけど、松の木にあるまつぼっくりに驚きます。保育園の屋上でも見られる「ハルジオン」「ドクダミ」の白い花を発見します。タンポポに似た黄色の花は「ジシバリ」です。地面を根で縛って広がっていくという意味です。昔は胃腸薬にもなった黄色の花「ニガナ」は、苦い菜っ葉という意味です。そして、タンポポも発見しました。すると、5歳男の子が「大変だ!イチゴがある!」と大騒ぎです。そう「へびイチゴ」を発見しました。ツゲ・クスノキ・メタセコイヤなどの樹木も観察しながら、ネイチャーゲームの森の中へ到着です。

 

ネイチャーゲームは全部で3つ行いました。まずは、「はだしであるこう!」です。子どもたちも保護者もみんな、靴と靴下を脱いで裸足になって、芝生の上を歩きます。「えぇ~最悪だよ!」なんて、口の悪い小学生が言いながらも、裸足で歩くのはなかなか気持ちがいいようで、子どもたちは笑顔で走り回っていました。

 

ウオーミングアップが終わると、ネイチャーゲーム2つ目は「ありえへん!探しゲーム」です。園長が森の中に、保育園で子どもたちが遊んでいるぬいぐるみやおもちゃをこっそり隠しておきました。さぁ~親子で「ありえへん!」を探しに森の中へゴー!です。

 

全部で10個の「ありえへん!」のうち、2つも見つけた3歳男の子は、もちろん「どや顔」です。ふだんはおとなしい4歳女の子は「ドキンちゃん」を見つけて「してやったり顔」です。ベビーの女の子は、パパと一緒に「ドクターイエロー」を発見しました。そして、子どもたちは、「ありえへん!」10個全部を見つけました。

 

3つ目のネイチャーゲームは「森の宝物ビンゴゲーム」です。どんぐり・まつぼっくり・四つ葉のクローバーなど12個の森の宝物がビンゴカードに記されています。親子で、森の宝物探しです。緑の葉・丸い葉・黄色の葉・茶色の葉・黄色の葉・赤い葉・虫が食べた穴あき葉・ギザギザの葉と、葉っぱだけでも8つも探さないといけません。四つ葉のクローバーを見つけた3歳男の子・・・よくがんばりました。

 

最後に、みんなで見つけた森の宝物でビンゴを完成させて、4チームの先生が、子どもたちの話を聞いていきます。「この葉っぱは、僕が見つけたんだよ」「四つ葉のクローバーすごいでしょ」と、みんな「頑張った顔」をしています。ビンゴの1つに「不思議なもの」があったのですが、「へびイチゴ」「落ちていたボールペン」「赤い実」など、子どもたちにとっての「不思議」がチョイスされていました。

 

こんな感じで、午前中は、親子でネイチャーゲームを楽しみ、子どもたちは「お腹がすいたよォ~早くお弁当が食べた~い!」で、お楽しみのお弁当タイムです。

 

つづきは、あした・・・