社会で必要とされる人材を育てるには?

今日も暑い屋上遊びです。プールで使用する水鉄砲を使って、子どもたちの戦いごっこが始まりました。水がかかって「気持ちい~い!」です。そして、寺子屋の時間では、ジャガイモ畑の後に、「とうもろこし」の種をまきました。昨年は、屋上でとうもろこしを茹でて食べたのですが、子どもたちも、そのおいしさを忘れていないようです。

 

さて、ある小学校の校長先生が、保護者会で2つの問いかけをしました。「あなたにとって、お子さんは大切な存在ですか?」「あなたは、お子さんと出会えて良かったですか?」と問うと、保護者誰もが、「そんなの当たり前じゃないか!」とばかりに、首を大きく縦に振ったそうです。

 

次に、「あなたが職場の責任者なら、あなたのお子さんを採用しますか?」と質問すると、多くの保護者が、戸惑い迷います。「うちの子は、あいさつができないんです」「うちの子は、すごく人見知りなんです」と話すそうです。保護者は、自分の子どもの良さも直さなければいけないところも、しっかりと把握されているようですね。

 

さぁ~我が子が「社会で必要とされる人材に育てる」にはどうすればいいか。もちろん、学校任せではいけませんね。「体力」「学力」「コミュニケーション能力」など、いろいろありそうですが・・・この校長先生は、「応援力」を養うべきだと言います。

 

多くの職業では、自分にスポットライトが当たることはごくまれです。「ライトを当てる側」になることの方がはるかに多い。言い換えれば、「相手に喜んでもらうことが働くこと」とも言えます。

 

医者なら、患者の病気を治して回復させる。料理人であれば、お客様を「おいしかった」とうならせる。教師ならば、教育という方法を使って子どもたちの能力を伸ばし、子どもも保護者も笑顔にする。

 

どうですか・・・私も「応援力」という言葉、気になりますね。子どもたちの「応援力」を育てるには、大人の私たちが、頑張っている人を称賛する習慣を子どもに見せることが必要ですね。もちろん、なんでも褒めればいいわけではありません。

 

子どもの「応援力」を伸ばす・・・この視点、大事にしたいですね。