アイス シニアが愛す

今日の屋上ファームのお土産は、「ミニトマト」または「モロヘイヤ」です。子どもたちに、どっちを持って帰る?と聞くと、意外にもモロヘイヤ人気が高いです。「味噌汁に入れるとネバネバしておいしいから・・・」と、ネバネバは子どもたちにとっては、好物のようです。

 

さて、この夏は、アイスクリームの売上が好調です。これだけ暑いと思わずアイスを口にしたくなりますね。6月に社会科見学に行ったロッテの浦和工場でも、「爽」「雪見だいふく」を製造していてます。そして、一番売上げがの伸びているのが「クーリッシュ」だそうです。

 

そんなアイスですが、60代・70代以上のシニア世代の支出金額の伸びが一番高いそうです。

 

「冷たいので、食欲がないときにも食べられる」とのこと。アイスクリームの年代別支出金額は、60代が9567円と10年前に比べて49%増となっているそうです。シニアに人気なのは、割って食べられる、森永製菓「バニラモナカジャンボ」と、ロッテの「アイスポーション とけにくいバニラ」だそうです。食事に時間がかかるシニアにとっては、溶けにくいのはメリットですね。

 

高級チョコレートを展開するゴディバジャパンは、夏にはカップ入りアイスを販売していますが、「60代男性に好評で、濃厚さが受け入れられている」そうです。

 

さて、どうして、シニアがアイスを愛すのか・・・?シニアの消費行動に詳しい専門家によると「シニアがかつてあまり食べられなかったアイスを楽しむことは、幼い頃の幸せな気持ちを追体験する『ノスタルジー消費』でもある」とのことです。

 

子どもの頃に、たくさん買えなかった駄菓子を大人になって、箱ごと「大人買い」するのもそんなノスタルジー消費なのかもしれませんね。この夏は、お気に入りのアイスでも見つけてみませんか。