子どもに教えるメディア活用法

連日の雨で気温も上がらず、今週は月曜日にプールが1回できただけです。子どもたちは、「もっとプールやりたかった!」と言いますが、屋上ファームにとっては、恵みの雨となりました。先週までは、夏野菜もぐったり元気がなかったのですが、この雨で直立不動になりました。

 

今日は、そんな湿った畑に、トウモロコシの種をまきます。8月末にプールが終わる頃、トウモロコシを収穫して、屋上でゆでて食べます。トウモロコシや枝豆は、とりたてが一番甘くておいしいのです。プールを楽しみながら、トウモロコシをかじる、最高の贅沢を子どもたちに経験させたいですね。

 

さて、今日はメディアの活用法についてです。小学校では、一人一台のタブレットの時代です。コロナ禍のリモート授業もタブレットで参加できます。おうちに、持ち帰っているので、「おうちでは、授業に関係のないサイトは見ないように!」と先生が言ったところで、子どもたちは、ネット社会をどんどん膨らませていきます。

 

小学校3年の卒園児男子は、「おうちでポケモン見てるよ!」です。でも、子どもたちに制限をかけたところで、好奇心を止めることはできませんね。

 

これまでのメディア教育は、「メディアの発するデマなどの情報に踊らされたり、情報を巡るトラブルに巻き込まれたりしないように、気をつけよう!」と子どもたちが、発信されたものをどう活用するかに、教育の視点が置かれていました。

 

ところが、SNSの普及で、誰もが情報の発信者になれるようになった今、子どもたちは、受け身ではなく、自ら「書く」力が重要になってくるのです。つまり、SNS活用が当たり前の世の中では、「読み、書き、考える」ことが大切になってくるのです。

 

「ゲームで遊ぶ時間は1日1時間まで」なんて、制限すればするほど、子どもはもっと遊びたくなるものです。それなら、「自分が情報を発信する側」に子どもたちの立ち位置をもっていき、昔から学校教育で行われていた「読み、書き、考える」ことのスキルアップにつなげるのが、これからのメディア教育だと言えるかもしれませんね。

 

どうですか・・・我が子へのメディア教育を「制限」だけでなく、新たな作戦を立ててみませんか。