やっぱり鉄道が好き④~六角精児さん~

最近では、テレビでの鉄道番組が増えてきました。私もよく見ていますが、多くの鉄道、旅好きのタレントさんが出演しています。その一人で、「呑み鉄」という新たな鉄道旅の楽しみ方を広めたのが、六角精児さんです。俳優では「相棒」が、はまり役です。

 

六角さんは、1962年生まれですので、還暦ですが、若い頃にギャンブルにはまっていて、負けが込み身を滅ぼしつつあったそうです。これじゃまずい!ギャンブルはやめようと考えたとき、鉄道に乗っている時間が自分にとって心地よいと改めて気がついたそうです。それで、「意識して」鉄道ファンになったそうです。今では、それが仕事につながっているのです。

 

六角さんは「テツにもいろいろいるけど、僕が好きなのは『車窓』。鉄道の車窓は特別です。車とは違って、勝手にどこかへ連れて行ってくれる。それに、切り開かれた鉄路は、鉄道でしか通れない。つまり、鉄道でしか見られない景色がたくさんあります。レールの上を揺られながら見る車窓の臨場感が自分にとてもマッチしているんだと思っています」と言います。

 

「呑み鉄」を広めた六角さんは、「鉄道で旅する時は、一緒にお酒も飲みたい。もちろん込み具合や人の目でそうできないこともあるけど、あまりお客さんの多くないローカル線のボックス席に座って、ちびちびと飲みながら景色を楽しむ旅が至福の時間です。心が色づいて、景色もより色づいて見えてくる」とも語ります。

 

日本には、ありがたいことに四季があります。同じ路線に何度乗っても、四季折々違った姿を楽しめるのもいいですね。

 

また、六角さんのほろ酔い鉄道旅を見たくなってきましたね。