世界幸福度ランキング1位の国「フィンランド」

今日もクサガメのベビーが生まれました。3歳男の子が、「里親」に名乗りを上げ、ママもカメの飼育セットを用意したと言います。令和4年8月20日生まれのクサガメベビーが、本日里親に引き取られました。カメなどの爬虫類で、誕生日が分かっているのは、とても珍しいことです。早速、3歳男の子は、ママと一緒に名前を考えるそうです。ただし、赤ちゃんカメなので、オスかメスか、まだわかりません。

 

さて、フィンランドの首相をご存じですか。女性です。「フィンランドとか北欧の国々は、女性がどんどん社会に進出しているから・・・」と、別に不思議とは思わないでしょうが、何と36歳の若さです。首相に就任した時は34歳だったそうです。

 

この年齢は、日本では100%考えられないですね。みなさんが、34歳の時には、どんなキャリアでしたか・・・国を動かすポジションなど、考えられないですね。

 

「森に行って、さらさらのとても上質な水のきれいな湖で泳ぎ、美味しいきのこを見つけて、そのきのこで作ったリゾットを食べた。自然がそばにあって、日々がとても優しい」とか「人口が少ない分、ひとりひとりの個性を尊重し大切にしている。相手の価値観に立ち入らない文化がこの国にはある」

 

などなど、日本人から見たフィンランドは、とても素晴らしい国に映っている人が多いと思います。国土面積は、日本とほぼ同じですが、人口は約551万人と、日本の23分の1です。

 

今日は、この「幸福度ナンバーワン」の国のいいところを挙げるのではなく、日本よりも悪いところを探すことにします。

 

税金が高いのです。増大する社会保障費を支えるために、日本の消費税にあたる税金は、24%で、書籍にも10%の税金がかかり、所得税もとても高いのです。日本では、10,000円の商品は、税込みで11,000円ですが、フィンランドでは12,400円にもなるのです。

 

油田などの天然資源がない国なので、ガソリンなどの燃料が、べらぼうに高い。

 

地下鉄路線を見て見ると、日本のように、迷ってしまうようなことはなく、ドーンと1本だけしかありません。シンプルというか、不便ですね。

 

習い事がとても高額です。人件費が高いので、その分月謝が高くつくそうです。趣味がなかなか持てない子どもも多いとか・・・

 

学校のクラスでは、子どもたちが、日本では考えられないような多様化すぎて、クラス運営が難しいケースが出てきているそうです。

 

もっと、色々とあらさがしをしたかったのですが、こんなところしか出てきません。

 

一言でいえば、「機会の平等」と「国家への信頼」が高いのが、フィンランドの根底を支えているものです。

 

日本がマネできるところは、いったいあるのでしょうか。考えさせられますね。