中高生が本を販売

今日は、運動会の競技の一つ「綱引き」の練習を初めて行いました。対象は寺子屋園児の3・4・5歳児です。小学校の運動会では、おなじみの競技ですが、保育園の園児にとっては、なかなか難しい競技です。腰を低くして、掛け声を合わせて、子どもたちは力を合わせます。赤白、なかなかの熱戦に、期待が高まります。

 

さて、神奈川県の平塚中等教育学校の生徒たちが、辻堂駅前の大型商業施設で古本販売を行ったそうです。実践的なビジネスについて学ぶ「夏期講習」に設けられた講座の一つで、中高生43人が参加したそうです。

 

「中高生が本を販売しております」「本日最終日です。ぜひお立ち寄りください!」と積極的に生徒たちは声出しを行い、2日間で用意された古本約2千冊を完売しました。

 

ブックオフ社では、リユース事業などの強みを生かしたカリュキュラムを作成し、幼・小・中・高と発達段階に応じた教育支援プログラムや講演活動を行っているそうです。今回は、平塚中等教育学校を支援、サポートをする形で、商品の販売方法や付加価値を考案し販売するという課題解決の取り組みを支援しました。

 

生徒たちは、社会とのかかわりを持つという大きな経験をする中で、販売活動についての様々な学びを共有します。「お客様から見て、自分たちはどのように見えているのか?」「自分たちの立ち位置はこれでいいのか?」「接客の工夫を考える」「自分たちのアイデアで誰かを幸せにする」などを考えながら、大いにやりがいを感じたようです。

 

生徒たちが、やがて社会人として働く前に、アルバイトの経験をする時にも大きく影響するでしょうし、何より「接客販売」には、コミュニケーション能力が必要ですね。

 

子どもたちが、実践的なビジネスを学ぶことは、とても意義があることだと思います。対面での接客販売は、お客様が目の前ですから、楽しいし、やりがいを感じるのです。