子どもが包丁に挑戦

運動会でのダンス「ジャイアントドリーム」の練習を毎朝やっているのですが、子どもたちの習得能力はたいしたもので、今日のダンスを見ていると「もう運動会はバッチリ!」という感じです。

 

さて、ママと一緒に料理をしたいという気持ちは、保育園の子どもたちなら男女問わず多いものです。でも、仕事が終わって、すぐにでも夕食の準備を終わらせたいママにとっては、子どもと一緒だと、何倍も時間がかかってしまいますね。また、包丁を使うのは、危険と考える親も多いと思います。

 

でも、子どもがママと一緒に料理をすることはとても有効です。「子どもの頃から包丁を使って料理をすると、手先が器用になり、段取りに頭を使うようになる。難しい作業ができると自信にもつながります」と、料理研究家の坂本かなさんは、そのメリットを強調します。

 

坂本さんによると、包丁は食材にまっすぐに力を入れるだけなので、ハサミやピーラーに比べて技術的に難しくないそうです。「子どもが大人の注意をしっかりと聞くことができて、大人が子どもを見守れる環境なら包丁を持たせていいと思います」と話します。

 

初めて切る食材は、えのきだけがおすすめだそうで、キュウリも長いので切りやすいです。子どもが包丁を扱う際には、心配して包丁を持つ子どもの手を親が一緒につかもうとすると危ないそうです。子どもが嫌がって包丁ごと腕を振り回す危険があるからです。心配なら、親は包丁の刃先を押さえながら、子どもと一緒に力を入れて野菜を切ればいいようです。包丁を洗うことは、小学生でも子どもにはさせないでおきましょう。

 

どうですか・・・働くママなら週に一度でもいいので、親が見守って子どもの挑戦する心を支えてみませんか。保育園で行っている「わくわく教室」では、子どもたちのテンションは上がりっぱなしです。食育の基本は、親と一緒に料理を作る・・・ですね。