令和4年度運動会 つづき

運動会後半戦は、トラックの格闘技「サーキットレース」、障害物競走から始まります。かけっこが速いだけでは勝てない様々な障害を用意しました。特に最後の輪投げでは、ここまで余裕で勝っていても、輪投げが入らず逆転を許してしまうレースもありました。なんだか人生のようです。でも、最後まで冷静にレース運びをした園児が勝利したのです。

 

卒園児競技では17名が参加し、小学生の迫力を十分に見せてくれました。6年生女子はすでに職員の身長を超えています。1年生の4人も堂々と小学生をしていました。(笑)

つな引きの力強さに、リレーでは、保育園の時にはアンカーを任された2年生男子が快足を飛ばしてくれました。全員カッコよかったです。

 

今年のダンスは、ドラえもんのジャイアンが活躍する「ジャイアントドリーム」です。園児全員で、グランドいっぱいに踊りました。一人一人の園児の表情を見ていると「どうだ!自分を見てくれ!」と言わんばかりの堂々のダンスです。チビちゃんたちも、運動会の雰囲気に慣れてきたこともあり、楽しく踊っています。

 

そして、毎年、寺子屋園児でない保護者の方々も楽しみにしている「組体操」が、裸足の子どもたちの「おっ~!」の掛け声と太鼓の音で始まりました。組体操は、教室内で毎日練習を重ねてきました。そして、10月に入るとグランドで、本番同様に裸足になって頑張ってきました。見せ場はたくさんありましたが、途中観客席の保護者から「すごいなぁ~」「えっ~こんなこともできちゃうんだ!」という声も聞こえてきました。一番興奮したのは、やはり「ピラミッド」ですね。年長6人の3段ピラミッドが無事に完成すると、観客席からは大きな拍手が起きました。アピールポイントを外さない子どもたちです。

 

最後は「紅白対抗リレー」です。今年もドラマが生まれました。接戦の中、白組年長女子がバトンを落としてしまいます。それでも、すぐに拾って全力で追いかけます。アンカー対決となり、わずかの差で赤組が優勝しました。思わず、「もう一回やりたい!」と園児からの声が上がるほど、子どもたちの興奮がずっと続きました。

 

今年の運動会も、多くを語らずも、子どもたちの頑張りを見ているだけで、大人である保護者の皆様や職員全員が、勇気や励ましをもらいました。子どもたちの成長と可能性を大きく感じだ一日となりました。

 

本当に、子どもたちに「ありがとう!」です。そして、今年もたくさんの応援をしていただいた保護者の皆様、卒園児の小学生・・・フェンス越しに見守っていただいた地域の方々も含めて、心から感謝いたします。