怒りの表出

今日も朝からいい天気です。しかし、巷では大人のハロウィーンに関する事件が起きていますね。明日は、保育園の子どもたちによるハロウィーンパレードです。こちらは、可愛くて、夢がある世界になっていますので、大いに楽しみたいと思います。

 

さて、皆さんは、「怒っている人」を見ると、どんな気持ちになりますか。もちろん、内容次第では応援したくなることもあるかもしれませんが、たいがいは、感情的な怒りが多くて、その人とは距離を置きたくなりますね。

 

数年前に、「アンガーマネジメント」という考えが生まれました。言葉の通り「怒りを管理する方法」です。例えば、「○〇すべき」と考えることが多い人は、怒りやすいと言われています。「集合時間の5分前には集まるべきだ」と考える人なら、5分前を過ぎると、だんだんとイライラが募ってきます。アンガーマネジメントでは、この「○〇すべきの思考を減らしていこう」ということなどを挙げています。

 

人間なら、生まれて一度も怒りを感じたことがない人などいませんね。でも、怒りをまき散らしても平気な顔をしている人とは、かかわりたくないと思うのが本音です。怒りの表出をどうコントロールするかは、人づきあいの中でも大切になってきます。

 

我慢すればいいじゃないか・・・と思う人もいるでしょうが、怒ることをしないで「なかったこと」にし続けると、どんどん自分の中で腐敗物がたまってしまい、感情が死んでいってしまうような気持になります。

 

では、怒りの表出をどうコントロールするか。まずは、多少言い負かされてしまったとしても「ここは納得できません」「ここは少し引っかかります」という主張はしていくことと。自分出したい怒りの10分の1程度で構わないので出しておくこと。が大切だそうです。

 

また、本人に直接怒りをぶちまけるのはできないけど、スマホのラインやツイッターなどに怒りをまき散らす人がいます。スマホは生活を便利にしたり、有用な情報を集めたりに使える一方で、ネット上の誰かの暴言や雑言も目に入ります。今のスマホは、なんだかキッチンとトイレが一緒になっているイメージですね。幸せに生活するためには、ネガティブなものを同じ空間に入れないほうがいいようです。

 

怒りの言葉は、ノートに手書きしてみるといいようです。手書きの最大の利点は手が疲れること。発散した感覚がより残りやすいし、ノートには余白があるので、怒りを書いたつもりが別のプラスのアイデアに結びつくことも起きたりします。

 

どうですか・・・怒りの表出に試してみてはいかがですか。