13泊14日のキャンプ

週末のお休みがあっても、子どもたちは、クリスマス発表会の「ダンス」「うた」「合奏」「劇」をきちんと覚えています。今日は、寺子屋女子のダンス「おジャ魔女どれみ」の衣装が完成し、それを着て女子が躍ります。まさに「ぶりっ子」大集合です。(笑)

 

さて、福島県猪苗代町にある「国立磐梯青少年交流の家」では、毎年恒例の「アクティブ・ジオキャンプ」の取り組みがあります。何と、13泊14日のキャンプです。コロナ禍で、ずっとできなかったのが、この夏は7/24~8/6まで、しっかりと行われました。

 

コロナを考えて、定員は20名に絞ったので、あっという間に応募数がいっぱいになったそうです。現在も、コロナ禍において学校の行事が縮小傾向になる中で、自然体験やキャンプをしたという要望は強かったようです。

 

今回は、福島県内の小学校5年から中学3年までの20名が参加しました。まさに、異年齢での交流は、子どもたちにとっては、学校では体験できない貴重な時間だったと思います。

 

このキャンプでは、現在は休火山である磐梯山について学び、実際に磐梯山に登ったり、サイクリングやウオーキングで猪苗代湖一周にチャレンジします。また、地元農家の協力で、夏野菜の収穫を通じて食べることの大切さも学びます。大自然と向き合い、食育も学びます。なんたって、13泊です。途中、キャンプ場での宿泊体験もします。

 

子どもたちは、仲間との共同生活で、「諦めない心」や「仲間を大切にすること」など、非認知能力を習得するのです。保育園ホワイトきゃんばすでは、年長園児がたった1泊のサマーキャンプをするだけでも、キャンプ後の生活態度が一変するのですから、13泊の生活を終えた子どもたちは、さぞたくましくなっていることでしょう。

 

このような取り組みが、全国の青少年自然の家などで広がっていくことを期待したいですね。子どもたちの、自信に満ちた目の輝きをたくさん見たいです。