エジソンの失敗

昨日の雪はすっかり溶けてしまいました。子どもたちが楽しく遊ぶ姿を見ると、やっぱりもう一回ぐらいは、雪遊びをさせたい気持ちになってきますね。パパママのほとんどは「積もらないで!」ですが・・・。(笑)

 

さて、私たち大人は、子どもたちに対して「失敗を恐れるな!失敗を何度も繰り返しながら、人は成長するんだよ」なんて言いますね。私も「失敗したっていいんだぞ!」と今まで何度、子どもたちに言ってきたことか。

 

しかし、そう言われるものの、子どもは「よし!失敗したって大丈夫だ」なんて、単純には思えないものです。大人になれば、「失敗して学ぶ」か「失敗を恐れて挑戦をしない」か、どちらを選べばいいのかは、経験上理解できます。

 

そこで、子どもたちに「トーマス・エジソン」の話をします。エジソンが蓄電池の開発をしていたときに、周りからは、実験を1万回も失敗していると指摘されました。その時に、エジソンはこう答えています。「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法をみつけたのだ」

 

どうですか・・・エジソンのように考えると、子どもたちも失敗を恐れなくなりますね。エジソンは、1093件の特許を所得しました。まさに、科学の殿堂入りにふさわしい人物です。子どもの頃に読んだ偉人の伝記に、必ず登場する人物です。しかし、何万回も実験を失敗していることを考えれば「失敗の殿堂入り」にもふさわしい人物ともいえますね。

 

どんな分野でも偉業を成した人たちは、失敗は「障害」ではなく「成功へのステップ」であることを理解しています。リスクも失敗もない成功など存在しません。子どもたちには、エジソンの話をセットにして、「失敗を恐れるな!」を伝えることにしませんか。