グリコ工場見学

昨日から、年長・年中園児は、「明日のお弁当は、〇〇にするんだ!」と、楽しみにしていた、グリコの北本工場見学に行ってきました。昨年6月のロッテ浦和工場に続いての「お菓子工場」です。保護者の中にも「いいなぁ~私も行きたいなぁ~」というコメントが連絡ノートに、ちらほら見られました。(笑)

 

グリコは、昨年100周年を迎えた、長く続いた企業です。創業者「江崎利一」は、牡蠣(カキ)の煮汁に含まれる栄養素「グリコーゲン」と出会い、その栄養を摂取することで

病気の予防に役立ててもらいたいと考えて、栄養菓子『グリコ』を作ったのです。今では、栄養菓子というカテゴリーは聞きませんが、創立70周年の時に、企業理念を「おいしさと健康」へと改訂しました。有名な話ですが、社名の「グリコ」は、このグリコーゲンから由来しています。

 

うんちくは、これくらいにしまして、グリコ北本工場では、「ポッキー」と「プリッツ」を作っています。ポッキーになる細長いクッキーの部分は、まるでラーメンの麺ような見た目のまま、カットしないで、300℃の50メートルの細長いオーブンを4分間くぐります。生地に、わずかな切込みが入っているので、焼き上がった時に、ちょうどポッキーの長さに自然とカットされます。

 

チョコレートをコーティングするシーンは、完全企業秘密で見ることができません。イメージ映像では、1本1本をまっすぐタテにつまみ上げて、チョコレートの池にドボンと浸すのです。昔は、この作業を人の手で行っていたそうです。

 

北本工場は、24時間稼働で、ポッキーを1日当たり7万5千ケース製造しているそうです。ピンときませんね。これは、毎日1本ずつポッキーを食べても200年かかる計算だそうです。季節ごとの限定商品がここで作られます。ディズニーランドのお土産ポッキーも北本工場で作られています。ベースのクッキーがミッキーマウスの形をしています。おいしそうな匂いを感じながら、3Fのポッキーラインと6Fのプリッツラインを見学しました。

 

最後のお楽しみはクイズ大会です。各テーブルに子どもたちが座って、赤・青・黄の3つのボタンを押す形式です。本物のクイズ番組のようです。グリコや商品に関する問題でしたが、優勝は、もちろん園長です。まったく大人げない。(笑)

 

グリコのお菓子についている「おまけ」コレクションが展示されているのですが、ずっと時間を忘れて見ていたかったですね。私が子どもの頃のおまけのおもちゃを懐かしく見入っていました。

 

大満足の工場見学が終わると、子どもたちは「お腹すいた!」です。北本市子供公園まで移動します。ここには、ふわふわドームがあるので、おいしいお弁当を食べた後には、さらなるお楽しみです。まるで、東京ドームの屋根の上をピョンピョン跳ねる感じで、転がったり、おしくらまんじゅうをしたり、それは、楽しかったです。園長も子どもたちと一緒に童心に戻って大はしゃぎです。(笑)

 

マイクロバスを園長が運転します。バスの中でも子どもたちの会話が止まりません。わくわくの楽しい時間になりました。今日の工場見学は、「子どもたちの笑顔」がいっぱい・・・大成功です。