子どもを人前で叱る時

今日は、小学生が6人も集合しました。うち5人が、ローラースケートを何の迷いもなく手にします。保育園では、年中女子でローラースケートブームが起きていますが、小学生は、すでにスイスイ滑っています。5人が横に一列に並んだ姿はカッコよすぎて、まるで、ドラマ「Gメン75」のエンディングシーンです。(古くてすみません)

 

さて、外出時などで、子どもを人前で叱る時は、あなたならどういう叱り方をしますか。

 

「子どもは人前で叱られたくないと思うので、2人きりの時しか叱らない」

「子どものプライドを尊重して、その場では注意のみで、後でじっくり話し合う」

「たまに他のお母さんが怒っているのをみると、胸が痛くなるので、自分はやらない」

「事情も知らないのに、まわりからは厳しすぎると言われるのがいやなので、叱らない」

「叱りすぎて、子どもが泣くと周りに迷惑になるので、諭すように注意する」

「地声が大きいので、気をつけている」

ここまでは、控えめに叱る派ですね。

 

「家と外で叱り方が違うと子どもも混乱するので、同じように叱る」

「ダメなものはダメとすぐに叱らないとわからない」

「人前だから加減すると、子どもが調子に乗る」

「子どもがすぐにケロッとしてしまう性格なので、その場でなぜ怒られているか伝える」

こちらは、人前だろうが、いつも同じスタンス派です。

 

さて、みなさんは、どうですか。もちろん、どちらかの叱り方がいいという1つの答えはありません。親の考え、子どもの性格、年齢やその状況によって、対応はいろいろですね。ただし、これから社会性を身につけて、子どもたちが成長していくには、いいことと悪いことの分別は、大人が教えないといけません。「怒る」「叱る」という行動なしでは、子育てはできませんね。

 

現在小学4年生になっている、男の子のママは、「子育ては、子どもの数だけあるから、これから、我が家の子育てマニュアルを1つ1つ作り上げていきたいと思っています」と言ったことがありました。まさに、その通りですね。

 

「こんな時は、こうするのがいい」という子育てマニュアルに縛られることなく、親として、信念と柔軟性を持って、子育てを楽しみたいものです。