「お金を使う」考え方

昨日は、義理の母を連れて、あしかがフラワーパークに行ってきました。「世界で行きたい夢のような場所10選」にも選ばれた、「大藤」は、まさに圧巻です。外国人の姿が多かったですね。藤の花を知っている日本人の私でさえも絶句ですが、外国人には、異次元の景色に映っていたようです。それぞれの言語で、大興奮です。(笑)

 

保育園の屋上にも、様々な花が咲いています。えんどう豆の花は綺麗ですよ。黄色の菖蒲が鮮やかに池のカメに訴えています。ジャガイモの花もトマトの花も咲いてきました。ふだん見逃してしまう野菜の花も、よく見ると美しいですね。

 

さて、今日は、アメリカポートランドでのお金の使い方について話します。まず、日本と比較して物価が高いのです。カフェで普通のラテ(小)が700円もします。日本ならスタバもそんなに高くはありません。ブロッコリーは400円です。日本なら季節によって変動しますが、198円くらいですね。

 

円安の影響もあるのでしょうが、それにしても高いですね。日本人なら、ちょっと、考えてしまいますね。カフェに入るのはやめて、野菜はモヤシにしよう・・・とか。(笑)

 

しかし、ポートランドの人たちは「お金を使う」ことに対する感覚が、日本とは全然違うそうです。この場所は、「ご近所主義」で知られているようで、利益の一部はご近所さんに返すことが当たり前の考えです。スーパーは「地産地消」をモットーに、売上の1割を地元コミュニティに寄付することで、人気を得ているので、住民も高い買い物とは思わないのです。彼らは、「割高」なお金を払うことで、この地域が良くなるように、間接的に寄付をしているのです。

 

セルフサービスのカフェでも、喜んで客はチップをガンガン払っています。それは、「明日も元気に営業してね」というエールです。

 

出したお金が結局は自分に返ってくると信じられれば出し惜しみもしなくて済みますね。この信頼関係で、経済が回っているのです。日本でも、こんなコミュニティがどこかにあるのかもしれませんが、「お金を使う」考え方は、自分がどうしたいか次第というわけですね。