赤ちゃん返り

先週の読売新聞で~「赤ちゃん返り」乗り切ろう~という記事がありました。

 

一般的には、弟や妹の誕生を機に上の子どもが急に「赤ちゃん返り」してしまうことが多いのですが、最近、保育園のママを困らせる事態が発生しています。

 

2歳男の子・・・4歳の兄と一緒に登園していますが、最近おうちでは、「できない」の連発で、洋服を着る・・・パンツをはく・・・靴をはく・・・も自分でやろうとしません。

 

保育園では、友だちにおもちゃを奪われると、大声で泣き、兄に助けを求めて、自分で解決しようとしません。今までは、普通にできていたことです。

 

そして、昨日のプール開きも、はしゃぐ兄とは対照的に、水が怖いと言って泣いています。

 

さて、さてどうしたものか・・・「赤ちゃん返り」に似たような状況です。

 

しかし、子どもの行動は一過性のものも多く、大人が心配したのもつかの間、立ち直りも早いようです(笑)

 

今日のプールでは、兄に勇気付けられたのか、水遊びへっちゃらの男の子に変身しています。そして、給食では、「目をつぶって食べれば大丈夫だよ」という、職員の励ましで、野菜嫌いが完食です。

 

本当に不思議です。ママもホッとしたことでしょう。実は、兄が一番うれしかったのかもしれません(笑)

 

さて、「赤ちゃん返り」の話に戻します。

 

ホワイトきゃんばすの子どもたちの中にも、まもなくお兄さんになる2歳男の子とお姉さんになる2歳女の子がいます。

 

「赤ちゃん返り」に対応するコツが、記事に出ていました。

・「甘えてくるのも当然」とおおらかに受け止める

・話しかける際は、なるべく優しい口調で、子どもの目を見ながら

・一人で抱え込まず、パートナー祖父母らに下の子の面倒を見てもらう

・妊娠中から新しい家族が増えることを上の子と楽しみにする。誕生日などの節目を捉え、兄や姉としての自覚を育む

 

さて、二人とも保育園の登園を続けるので、職員のアプローチは、兄、姉としての自覚を育むことが大切になります。お兄さんになったぞ!お姉さんになったぞ!効果は、かなり高いです(笑)

 

子どもたちは、こうして様々な環境の変化に適応していき、生きる力を身につけていくのですね。