「友だち」から「母親」に変化

今日は、下期の健康診断がありました。体調を崩してお休みの園児は、一人だけでしたので、提携医の先生は、「みんな元気ですばらしい」とニコニコです。子どもたちの健康状態は全員正常で一安心です。ただし、カサカサ皮膚の園児が何人かいますので、「スキンケアを毎日するようにしてください」とのことでした。


さて、ベネッセ教育総合研究所が発表した、就学前の子どもの平日の遊び相手は誰?という調査結果で、保育園や幼稚園以外で遊ぶ相手を聞いたところ(複数回答)、「友だち」は1995年は56%でしたが、今年は27%とほぼ半減。一方、「母親」は、1995年の55%から今年は86%に達したそうです。


時代背景が変化していることもありますが、比較的早く終わる幼稚園でも夕方、近所の子どもたちと遊ぶことが少なくなり、保育園に通う子どもたちは、降園してからはまっすぐ帰宅となるので、遊ぶ相手は母親か兄弟ということになりますね。今から20年前は、保育園に通う子どもたちは少なかったので、数字上では、驚くべき結果ではありません。


しかし、子どもたちは、他の子どもたちとの関わりの中で、人間関係力を作っていきます。昔は、近所の子どもたちと遊ぶことで身につけていったのですが、今は、保育園や幼稚園での他の園児との関わりが、とても大切になってくるということですね。


どちらにしろ、親子の時間はとても大切ですが、それと同じくらい子ども同士の時間をつくることも必要になってきます。親は、そのためにどんな環境を利用するか・・・きちんと考えることが大切です。