新年明けましておめでとうございます

平成28年を迎えました。新年明けましておめでとうございます。今年も、「おやじ園長のブログ」を通じて、保育園の子どもたちのことや、よのなかのこと、学校教育のことなど、幅広いジャンルについて語りますので、どうぞお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

 

さて、お正月には、おせち料理が並びますね。「日本の正月にはおせち料理が欠かせない」と言いながら、豪華なお重に幸せを感じるのですが、これも3日目くらいになると、飽きてきます。(笑)

 

そこで、子どもたちに教えたい、おせちに込められた願いを正月早々、勉強しましょう。「おせち」は、元旦や桃の節句や端午の節句といった季節の節目に、神様にお供えする料理「御節供(おせちく)」が語源だそうです。平安時代から宮中で行われていたこの行事が、江戸時代には一般大衆に広まり、おせち料理といえば、節句の中で最も重要なお正月の料理を指すようになったそうです。

 

ちなみに、おせち料理を重箱に詰めるのは、「福が重なる」「めでたさが重なる」という願いが込められています。では、おせち料理のまめ知識を学びましょう。

 

昆布巻き・・・昆布を「よろこぶ」に掛けて、喜びの多い年になるように願う。

 

くりきんとん・・・戦(いくさ)の勝利祈願に食べた「勝栗」に通じる縁起物。きんとんは「金団」と書いて蓄財を願う。

 

紅白なます・・・水引の色や形に通じてめでたい。根菜のように根を張る願いも。

 

数の子・・・卵が多いことから子孫繁栄、ニシンの子なので「ニ親健在」の意も。

 

黒豆・・・まめに(勤勉に)働き、まめに(健康に)暮らせるよう願いを込めて。黒は魔除けの色。

 

れんこん・・・まっすぐな穴が多数あることから、将来が見通せるように。

 

だて巻き・・・「伊達(だて)」は華やかの意。巻き物は書物に通じ、知識や文化の発展を願う。

 

紅白かまぼこ・・・紅は魔除け、白は清浄、半円形で初日の出を象徴しめでたさを表す。

 

おせち料理の一部を紹介しましたが、我が子に正月早々、かっこく「うんちく」をたれるのもいいかもしれませんね。では、「いただきます」・・・。