和太鼓の競演

今日は、和太鼓の競演に、やや興奮気味です。(笑)

 

卒園児の小学1年生が、和太鼓を習っているのですが、その発表会がありました。第15回すわんど発表会です。昨年初めての発表会では、緊張していましたが、今日は、舞台から「園長先生!」と笑顔を見せるくらい余裕です。それだけ、上手になったということです。

 

今日の発表会では、未就学児から、卒園児のキッズチーム、中高生、大人まで様々なチームの和太鼓の競演を楽しみました。

 

和太鼓なのに、黒のシルクハットにネクタイ姿の3人組の小学生・・・金子みすゞさんの有名な詩「みんなちがってみんないい」がタイトルです。実は、障害を持った子どもたちのチームでした。「僕たち私たちは、障害があっても、太鼓だってこうしてできるんだ・・・そして、自分たちがやろうとしていることは、今までの常識をぶち壊して、違うということをアピールするんだ」というメッセージです。

 

チームソーランのキッズチームは、あの「ロックソーラン節」の演奏に合わせて、子どもたちが、激しく太鼓を打ちます。運動会の練習で、保育園の子どもたちが「舞う」姿を舞台の上に重ねます。私の頭の中では、和太鼓をバックに、寺子屋園児の姿をしっかりとイメージできました。空想の世界ですが感動ものです。(笑)

 

成人のチームは、さながら「大人の部活動」のようです。仕事仲間ではなく、友人とも違う、趣味を通じてつながる、そんな大人の部活動が、この和太鼓なのかもしれません。大人になっても、こんな人間関係を構築できる人になりたいものですね。特に男性は、仕事以外の人間関係を持つことが苦手です。生きる世界が狭くなる傾向が強いですね。

 

趣味でつながる人間関係・・・和太鼓を叩く大人のチームを見ながら、なんだか、いいなぁ~と思った次第です。