AI(人工知能)との共存

保育園のあるイオン3Fフロアに、新たにできた体操教室の前を通って、屋上へ行くので、子どもたちは、エアートランポリンや敷き詰められたマットに鉄棒やとび箱が気になってしかたがありません。そして、ついに先月末にオープンました。

 

今日は体操教室の店長と話をしました。目的は、保育園と体操教室のコラボです。具体的には、週1回の寺子屋の時間を体操教室とするのです。今では、様々な幼稚園や保育園でも体操教室を行っているところが多いですが、専門のスタッフが園に来て行うので、設備やスペースが限られます。しかし、ここなら、寺子屋園児が同じフロアの体操教室に行くので、充実した設備が使えます。バク転だってできるようになるかもしれません。

 

保護者にとっても、我が子が保育園に通いながら、定期的に専門スタッフによる体操教室で、身体バランスを磨くことができれば、満足ですね。交渉のポイントは、ズバリ「お金」です。当然、通常料金よりもリーズナブルな価格でなければなりません。

 

来年度の新たな取組みにしていこうと考えていますので、体操教室との交渉を進めていきます。本日初めて体操教室の店長と話をさせてもらいましたが、楽しみになってきました。

 

さて、ここ最近は、やたらとAI(人工知能)についての話題が多いですね。人VS人工知能的な扱いが多いですが、言うまでもなく、人間は人工知能と戦うのではなく、共存する世の中にしていかなければなりません。

 

人工知能の得意分野に人間が挑んでも、120%勝てません。例えば「1つの正解を出す能力」については、人工知能に任せるとします。

 

では、人間の得意分野は何か?これは「複数の『答えかも知れない?』を出し合いながら、得た知識を活用する力です」つまり、答が1つではないことや、答がなかなか見つからないことを考える力と言えます。

 

こうなると、ますます「自分で考えて自分で答えを出す力」がこれからの若者には必要になってきます。

 

保育園の子どもたちの中には「なぜなぜ星人」がたくさんいます。「先生どうしてなの?なぜなの?」と質問攻めをする園児です。これは、子どもの特権ではなく、私たち大人も学校の教師も「なぜ?」を繰り返しながら、子どもが、本当に自分でやりたいことを見つけられるようにしなければなりません。

 

例えると「テニスの壁打ち」のように、生徒からのボールを何度も跳ね返すことで・・・「まだまだ、そんな答えじゃダメ・・・・」とダメ出しをすることで、本質が浮かび上がってくるのかもしれません。

 

今風に言えば、AIと共存できる人材を育てることが、私たち大人の課題かもしれませんね。