天体観測

連日の猛暑が続いております。先週は、西日本の豪雨で多くの命が奪われ、今もなお行方不明の人々がおられます。今年1月に、山口県岩国市に転居をした〇〇ちゃんのママから、岩国も実家のある広島も大きな被害がなかったというメールが届き、ほっとしていますが、今や、日本のどこの地に暮らそうが「かつて経験したことがない災害」に襲われる危険がいっぱいです。

 

地震の予測はなかなか難しいですが、洪水については、今一度、ハザードマップなどで、チェックする必要がありますね。

 

さて、7月7日の七夕の日に、保育園のナイトツアーで蛍を鑑賞しました。実は、天気が良ければ「天体観測」まで行う予定でしたが、夜空は雲が広がり、できなかったので、園長としては、リベンジで昨夜の「天体観測」に参加しました。

 

上尾天文台には、4つの大型天体望遠鏡があります。昨夜は、「木星」「金星」「土星」をはっきりと見ることができました。

 

「木星」は、太陽系の惑星の中では、一番大きな星です。地球の318倍の大きさです。肉眼でもかすかに見ることができます。地球に月という衛星があるように、木星にもたくさんの衛星があり、そのうちの4つの衛星(名前は忘れてしまいましたが・・・)が、はっきりと望遠鏡で見ることができます。木星の模様もはっきりしています。

 

「金星」は、地球とほぼ同じ大きさの惑星ですが、表面温度は400度の高熱の星です。地球からは、夕方と明け方の時間帯でしか見ることができません。夜になったばかりの「宵の明星」と、朝方の「明けの明星」が、金星の別名です。太陽、月に次いで、地球から明るく見える星です。望遠鏡では、月と同じように満ち欠けを確認できました。

 

「土星」は、地球からは遠い位置にあるので、肉眼では見えません。望遠鏡では、まわりにある「輪」もはっきりと見ることができます。アニメの映像のようです。この輪は、岩石や氷の塊が集まってできたそうです。

 

どうですか・・・少しだけ、宇宙に興味を持ってもらいましたか?

 

7月31日には、15年ぶりに「火星」が地球に大接近するそうです。近年、火星には水が存在し「火星人」がいたのでは・・・と言われてきました。今では、人類の火星移住計画も進められているといわれています。火星に人間が住む日もそう遠くないかもしれませんね。

 

上尾の天文台の望遠鏡には一人ずつボランティアの解説員がついています。ついつい、私は質問攻めにしてしまうのですが、「宇宙」を語る時は、目をキラキラさせています。なんだか、のめり込めるものがあって、うらやましいですね。

 

どうですか・・・たまには夜空を見上げてみませんか・・・