墨汁の起源

今日は、3歳男の子が自転車にチャレンジです。現在、3歳児で自転車に乗れる園児は2名いますが、彼も刺激を受けて、「○○君のように自転車に乗りたい!」と言い出したのです。

 

すでにストライダーをビュンビュン乗り回す彼ですが、課題は、ペダルをこぐことです。誰しもぶつかる壁です。まずは、補助付き自転車で練習です。しかし、なかなか前に進みません。ペダルを上手にこげないのです。

 

すると、年長年中園児と、3歳児で自転車に乗れる○○君が協力して、コーチ&応援隊を結成してくれました。「こうやって、こぐんだよ」と、男の子の前で、お手本を見せる応援隊。5歳男の子は、チョークでラインを引いて、「この線の上をまっすぐ走るつもりで、進んでごらん」と、先生顔負けのコーチぶりです。そして、今日は、ゆっくりですが、補助付き自転車をペダルをこいで進めるところまでクリアできました。本人のやる気が、明日も継続しているようなら、応援隊の力を借りて、頑張ってもらいます。

 

さて、保育園の寺子屋では、月に一度「書道の時間」があります。年中・年少園児は、先生と一緒に筆を走らせることが多いですが、年長園児の中には一人で書きあげる子もいます。この「筆で文字を書く」ことは、子どもたちにとっては、非日常行為でもあり、毎月楽しみな時間となっています。

 

書道の時間で、当たり前に使う墨汁ですが、もし墨汁がなかったら、学校での書道の時間が成立しませんね。墨を水で溶いていたら、それだけで一時限が終わってしまいます。

 

この墨汁は、今から120年前に、さいたま市緑区にある墨汁メーカー「開明」が、日本で初めて開発しました。すぐに使える便利さが評価されて、またたく間に学校や書道教室で使われるようになりました。漫画家の中にも墨汁を愛用する作家が多いそうです。

 

現在放映されている渋沢栄一の大河ドラマのオープニングテーマでは、書道の演出が実に効果的に使われていますね。

 

保育園の子どもたちは、墨汁の香りで、姿勢が正しくなり、心も清らかになり、半紙に筆をおくのです。これからも、月に一度の書道の時間を大切にします。