東京五輪 外国チームの事前合宿

今日も屋上では、ミニトマトのつまみ食いから、インゲン豆の収穫と、子どもたちが野菜の収穫にかかわる時間が増えてきました。入園当時は、トマトが食べられなかった園児が、いつの間にか、トマト大好きの子に変わっていきます。うれしいですね。

 

さて、東京オリンピックに参加する外国チームが、日本の各地で事前合宿を行う予定でしたが、コロナの影響で、受け入れ中止の自治体が多くなっています。そんな中で、群馬県太田市は、オーストラリアのソフトボールチームを受け入れています。

 

実は、彼女たちが太田市で合宿するのは今回で4回目だそうです。来るたびに、地元の小学校でソフトボール教室などを開いており、市民にとっては、お馴染みのチームのようです。今回は、小学生相手にソフトボール教室はできませんが、市民の本音は「いつも通りに来てくれてありがとう」だそうです。

 

ソフトボールは、野球と違って、ピッチャーからバッターまでの距離や塁間が短いので、ボテボテのゴロやセイフティーバントでの内野安打が多いです。ランナー1塁で、送りバンドの場面では、サードは、ほぼピッチャー横のラインまで、前進守備をします。バッターは、より一塁に近づくために右利きなのに左打ちをすることもあります。

 

そして、何と言っても、ピッチャーは、腕を一回転させる「ウインドミル」投法で、豪速球を投げます。日本のエース上野投手のストレートは、プロ野球選手でも、初めての対戦ではボールに当たりません。ホームまでの距離が短いので、110キロの球速でも、野球に換算すれば160キロ以上になるのです。

 

何を隠そう、私も大学時代はソフトボール部で活躍していました。大学の学部内の対抗戦で、私は法学部だったのですが、毎年農獣医学部が優勝していました。私が主将を任された大学3年の秋の大会・・・農獣医学部との決勝戦、1点差で勝っていましたが、最終回の7回裏(ソフトボールは7回まで)、1アウト満塁で、相手の4番がバッターという大ピンチでした。そして、初球を打った4番の打球は、センターを守る私への強烈なライナーでした。ボールをキャッチした私は、タッチアップで本塁へ向かう3塁ランナーを刺すべく、バックホーム・・・判定は「アウト!ゲーム終了!初優勝!」という過去の栄光をたまに思い出します。

 

すみません・・・思い出話が長くなりました。オリンピックソフトボールのオーストラリアチームは、開会式前の7月21日に1次リーグ初戦で、日本と対戦します。アメリカに劣らない強豪チームだけに、好ゲームとなることでしょう。

 

コロナ禍でのオリンピックで、いつものように海外チームの合宿を受け入れてくれた太田市民にアッパレですね。ちなみに、オーストラリア選手は、ホテルと練習グランドを往復する日々です。楽しみは、コンビニスイーツを食べることだそうです。(笑)