五輪から学ぶ子どもたち

今日の寺子屋は、オリンピックについて、クイズ形式で子どもたちとおしゃべりです。年長・年中園児には「オリンピックって何?どんなことを思い浮かべる?」を聞いてみると、5歳年中の男の子が「火をつける・・・」と答えました。どうやら、聖火リレーと開会式での最終ランナー大坂なおみ選手をイメージしたようです。着眼点がいいですね。

 

競技については、パパママと一緒にテレビを見ているだけあって、野球・ソフトボール・サッカー・テニス・卓球・・・とポンポン出てきます。「相撲」という園児もいて、笑いをとっていました。(笑)

 

年少園児には、一人一人金メダルを首から掛けてあげると、大喜びの園児もいれば、照れてしまう子も・・・「運動会では、みんな頑張って金メダルがもらえるといいな~」と子どもたちには話をしています。

 

さて、茨城県鹿嶋市のカシマサッカースタジアムで行われたオリンピックのサッカー日本代表の試合を会場で観戦した市立三笠小学校の児童たちは「言葉で表せないくらい迫力があった」「日本での五輪は一生に一度かも。見られて良かった」と興奮した様子で話しをします。

 

鹿嶋市では、トップ選手を学校に招いてスポーツに親しみ、出場国のことを調べる学習に取り組んできたそうです。スタジアムでの観戦は、これまでの学習のまとめで、「全力を尽くす選手の姿勢に児童は感動しており、今後、困難なことにぶつかった場面で生きてくるのではないか」と、校長先生は振り返ります。

 

しかし、会場での観戦は、茨城・宮城・静岡・の学校にとどまり、ほとんどの会場は無観客となりました。それでも、東京都八王子市横山第一小学校では、夏休み中に、各教室の大型モニターなどで観戦し、「オリンピック登校日」として、五輪の歴史や基礎知識を学んだそうです。

 

夏休みの自由課題を「オリンピックのテレビ観戦で感じたこと」として、子どもたちに作文や絵画で表現してもらう学校もあるようです。

 

どうですか・・・単純に「メダル取ったぞ!」で、テレビを前に、おうちで子どもたちと声援を送ることだって、我が子には素敵な機会となります。この夏、全国の小学校での自由課題は、やっぱり、東京オリンピックを取り上げるのが多くなりそうですね。