「とん・こね・ジュ―」親子で料理

今日も暑いですね。屋上プールでは、昨日のスイカ割りに続いて、今日は、「氷遊び」をしました。クラッシュ氷を発泡スチロールの箱いっぱいに用意します。年長園児は、透明カップに氷を入れて、「かき氷屋さん」を演出していました。味は、ブルーハワイにイチゴ、メロン味があるようです。3歳女の子のパパママがボランティアで参加してもらい、今日も屋上プールは楽しい時間となりました。

 

さて、ホワイトきゃんばすでは、ファームの野菜を子どもたちがお土産に持って帰ることが多いので、ママと一緒に料理をする園児が多くいます。3月から始めた、食育の「わくわく教室」では、年長園児がおにぎりを作る体験をするので、おうちで、「おかかのおにぎり・・・私が作るわ!」というのが当たり前になってきました。

 

子どもが料理に興味を持ち始めたら、親子で一緒に料理を楽しむことは、親子のコミュニケーションアップと子どもの成長につながりますね。

 

5歳の女の子のママは「娘は卵を割るのが好き。時々手伝わせるようにしていたら、次第に力加減やコツをつかみ、一人で上手に割れるようになった。娘に料理の全てを任せるのはまだ難しいけれど、いつか一人で料理を作れるようになるかな」と言います。

 

親子料理教室の講師を務める東京ガス食情報センターの太田さんは「料理は五感を使った体験ができる。安全や衛生についても学べる。ぜひ親子で挑戦してほしい」と勧めます。

 

太田さんの話では、子どもは、切る・混ぜる・焼くといった作業をやりたがるそうです。「とん・こね・ジュ―」とは、とんとん切る、こねる、ジュージュー焼くの略で、食材を切る音や、手で混ぜる感触、焼いた匂いなど五感で感じる楽しさがあり、例えば、ハンバーグやギョウザ、オムレツ・・・ホットケーキやクッキーなどのお菓子作りもいいそうです。

 

リスクとリターンは裏腹ですので、子どもの安全をしっかりと見守りながら、成長というリターンを伸ばしたいですね。

 

保育園ママからよく、「子どもにさせたいけど、食材をバラバラにして、時間が倍かかり、イライラしてしまう」なんていう話を聞きます。理想と現実というところですね。そこで、子どもの要求に毎回答えるのは難しいとしても、余裕のある日だけでも、手伝わせて欲しいと太田さんは言います。

 

私も子どもの頃に、母から果物の皮をむく担当を任されて、リンゴや梨に柿と何個も皮むきを任されました。小学生の頃、男子の中では、果物の皮むきはピカイチとなっていました。(笑)

 

 

子どもの料理の手伝いは、調理だけでなく、箸を並べる、料理を運ぶ、盛りつける、といった作業もあります。うまくいかなくても、子どもに「ありがとう!」と伝えて、体験を重ねて欲しいですね。