自殺が少ない地域の住民

昨日は、選挙の帰りに、3歳児女の子とばったり会いました。ちょうど、七五三のお参りで氷川神社に向かうところでした。着物姿がとっても可愛かったですね。この週末は、2人の3歳児が七五三でした。

 

今日から、11月です。年長園児は、クリスマス発表会に向けて、ピアニカの練習を始めました。初めての楽器で、ワクワクドキドキ・・・とても楽しそうでしたね。しかし、12月の発表会まで、毎日の練習がスタートしたのです。頑張ってもらいます。

 

さて、今日は、全国5か所の「自殺希少地域」を旅した紀行文で、森川すいめい氏の著書「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」を紹介します。

 

私の印象では、自殺の少ない地域の人たちは、人間関係が密で深く、さぞ、人と人が助け合っているだろうと思うのですが、どうも、そうでもないようです。

 

ある島では、実際の近所付き合いはあいさつ程度で立ち話くらいの関係です。しかし、それでいて人間関係の数は多い。たくさんの人に出会い、人が多様であることを知っていて、違う意見があってもそれを排除しません。決して、バリアフリーは行き届いていませんが、人は自分のペースで動き、人の目を気にせず堂々としていられる。

 

著者は、自殺で亡くなる人が少ない地域というのは、「自分をしっかりともっていて、それを周りもしってかりと受け止めている地域である」といいます。

 

なんだか、私たちが普通に生きていくにも、この考えが当てはまりますね。

 

著者は、付け加えます。「相手は変えられない、変えられるのは自分」「ゆっくりと互いを大事にしながら生きていけたらいい」

 

どうですか・・・「堂々と自分らしく」生きることで、限られた人生をしっかりと生きていけるのかもしれませんね。