池江 璃花子の母

今日の体操教室は、最強のコーチが復帰し、ハードだけど楽しいメニューのトレーニングを行ってくれました。教室内は、子どもたちの笑い声と友だちを応援する声で響き、しっかりと体を動かしたので、お昼寝は、園児全員熟睡です。(笑)

 

さて、白血病に襲われながら、一度は絶望視された東京五輪を果たした池江璃花子選手の母、美由紀さんが、「あきらめない「強い心」をもつために」という本を出しました。

 

美由紀さんは、璃花子選手が小学校に上がる頃に離婚し、一人で3人の子どもを育て、幼児教室を30年近く経営してきました。「池江式教育法」といったところですね。美由紀さんは、璃花子選手が東京五輪代表を決めた強さについて「自分を信じる力」だといいます。

 

「自分を信じることの大切さは、わが子や幼児教室の子どもたちに繰り返し伝えてきたことです。自分を信じる心を育てるには、まずは親が子どもの可能性を信じること。私はよく『あなたにはまだまだ眠っている力があるよ』と語りかけてきました。子どもはこうした『暗示』によって、性格形成されるといっても過言ではありません。素晴らしいと言われれば「自分は素晴らしいんだ」と思うし、「あなたには価値がない」と言われたらそう思い込んでしまう。璃花子には「無限の力がある」と言い続けるうちに、びっくりするような記録を出すようになりました」と語ります。

 

また、美由紀さんはこうも言います。「お母さんやお父さんが変われば子どもも変わります。何歳になっても人は変われます」

 

子育てのマニュアルは、家庭すべてで違うものですが、池江美由紀さんの言葉は、大いに参考になりますね。今後、池江璃花子選手の後ろには、この母有りと思って、応援することにしましょう。