わくわく教室

今日は、今年度1回目の「わくわく教室」を行いました。年長園児が、お米の勉強をして、ご飯を炊いて、おにぎりを作ります。朝から、園児たちは、「わくわく教室って、どんなことをするのかなぁ~?」「早くおにぎり作りたいなぁ~」と、やる気満々です。

 

屋上には畑がありますが、田んぼはありません。まずは、稲がどのように成長して、秋の収穫につながるか・・・もみ殻から玄米、白米への過程も現物を見ながら学びました。稲穂のコメを1粒、まわりの殻を手で取って、玄米にします。6歳女の子は、帰るまで「園長先生・・・茶色の米は何ていう名前だったっけ?」と何度も聞いてきます。おうちに帰ったら、ママに「げんまい」を説明するからです。

 

米をとぐのも、真っ白な水から、だんだんと濁りが少なくなることを学び、いよいよご飯を炊きます。今回は、炊飯器を使うのではなく、ガラスの耐熱鍋で、米の様子を観察しながら炊きます。米が踊りだして、泡がブクブクし始め、お米のいい匂いがしてきます。

 

5歳男の子が、「なんだか、ダイヤモンドみたいにキラキラしてきた」と表現します。子どもらしい素敵な感性です。そして、いよいよご飯が炊きあがりました。

 

次は、子どもたちが自分でおにぎりを作ります。「おかかしょう油」と「さけ」のおにぎりを作りました。ラップを使って、三角にします。「お腹すいちゃった!早くおにぎり食べたいなぁ~」と待ちきれない子どもたちです。

 

あっという間に、2つのおにぎりを食べて、みそ汁をおかわりして、おにぎりのおかわりをする園児も続出します。子どもたちは、大満足の笑顔です。(笑)

 

食器を洗うところまで子どもたちは自分たちで行います。途中、先生がおにぎりの絵本を読んだり、かっぽう着と帽子という、いつもと違う感じが、子どもたちのわくわく感を引き立てます。

 

6月4日の親子遠足のお弁当は、「自分でおにぎり作る!」と全員宣言しました。とても楽しみですね。年長園児を対象に行う食育教育「わくわく教室」も、今年度で3シーズン目に突入しました。講師の先生は、卒園児の「○○君のママ」で、子どもたちにとっては身近なママですので、とても楽しい時間となりました。次回は、パン作りに挑戦です。

 

お留守番の園児たちは、教室で、パパには秘密の「父の日プレゼント」と「七夕かざり」を作り始めました。自分たちも、寺子屋1番になったら「わくわく教室」を楽しみにしているようです。

 

ということで・・・今年度最初の「わくわく教室」は、大成功でした。