制服から「公」「私」を学ぶ

今日の年長園児の連絡ノートには、昨日帰ってきたサマーキャンプで、マシンガントークが止まらないというコメントがありました。ただし、子どもの会話は、なかなか時系列通りには進まないようで、川遊び→牧場で羊→プラネタリウム→お風呂→花火と、話が飛ぶようです。親はうまく話をつなぎ合わさないといけません。(笑)

 

さて、今日は「制服」の話です。制服の役割は何だと考えますか。戦後のモノ不足の時代には、経済的な貧富の差を見えにくくする役割もありました。昭和末期には、学校の象徴としての特色を表現するようになりました。「あの学校の制服が、かっこいい・かわいいから入学する」という生徒もあったと思います。

 

こんな考えもあります。警察官が私服で交番で勤務していたら、違和感がありますね。会社の制服もそうですが、制服には公私のけじめをつける役割もあります。社会では一定のルールやマナーが必要ですが、制服があることで、一定の秩序が保たれることも現実的にはありますね。制服という看板を背負って、ケンカはしませんね。(笑)

 

これからの時代は、ジェンダーや多様性という言葉を意識した男女共用という制服がキーワードです。機能性や、使われている素材が環境に配慮されているものか・・・様々な観点が求められるようになりました。

 

制服に関する考えは、人それぞれ多様でかまわないと思いますが、「制服」を着ることで、「公」「私」を学ぶ機会につながるという考えは、ありだと思っています。

 

これからの時代に求められる制服・・・どうなっていくのでしょうか。