通知表評価への問い合わせ

今朝、屋上で大切に保管しているクサガメの卵から、赤ちゃんが誕生していました。1つの卵は、まさに卵が割れて、中から子ガメが出てくるところです。最初に登園した5歳男の子は、まさに、卵の中からクサガメの赤ちゃんが出てくるところを見ることができました。もちろん、私も初めて見る光景です。

 

いきなり、本日生まれたばかりの、2匹のかわいい子ガメに、子どもたちは大騒ぎです。クサガメの赤ちゃんは、通称「ゼニガメ」という名前で、ペットショップなどで売られることがありますが、生まれたての子ガメは、本当に小さくてかわいいものです。すでに、水の中でゆっくりと泳いでみます。カメの卵は、あと20個以上あるので、どれだけの赤ちゃんガメが誕生するのか楽しみです。保護者には「子ガメの里親募集!」をかけようと思っています。

 

さて、今は夏休みですので、卒園児の小学生が、成績表を持ってきてくれます。どんな評価であろうが、「よく頑張ったね!」とコメントをしていますが、「この評価は少しおかしいんじゃないの?」という疑問を持つことは、まずないですね。

 

ところが、小学校の現場では、保護者から「どうしてこの評価なのか?」という問い合わせがあるそうです。その説明次第では、教育活動がすべて「いい加減」と判断されてしまうこともあるそうで、学校は、保護者がホームページなどに掲載された、年間指導計画など、あらゆる教育情報を持っていることを前提に対応するとのことです。

 

「授業のねらいが達成できているか、授業の評価場面で子どもたち一人一人の学習状況を見取って評価をしています。通知表のA・B・Cが評価になります。1・2・3の数字で表すものは評定といい、各教科三つある観点の評価を分かりやすくするために数字で表しています」

 

こんな感じで、論理的に説明するそうです。なんだか、大変ですね。

 

人生経験をそこそこ積んだ大人なら、小学校時代の通知表が、就職などにリンクすることはほとんどなく、たまたま巡り合った担任の先生の評価を受け止めるのが常識です。子どもたちが、社会に出ると、あらゆる上司から評価をされるし、評価基準が決められていても、100%公平な評価などあり得ませんね。

 

今日は・・・「がんばれ先生!」のエールで締めるとします。