クサガメベビーをじっくりと観察

この夏の屋上プールもカウントダウンです。今日を含めてあと3日間です。ボランティアのママやパパたちも、プールを惜しむように、子どもたちの相手で奮闘してくれています。ジェットの勢いの特大水鉄砲や、ボード型の浮き輪を持参いただき、子どもたちの遊びがさらに広がります。びしょ濡れになって遊んでいただくボランティアの保護者には、本当に感謝します。

 

さて、今日の寺子屋では、「クサガメの観察」をじっくりと行いました。8月19日にベビーが初めて誕生し、今日までに5匹のベビーが誕生しています。すでに、里親のもとで「ジョージ」という名前で、カメ人生を歩んでいるカメもいます。

 

生まれたばかりのクサガメも、なかなかの運動能力があって、保育園の水槽では流木のてっぺんまで登っています。カメを裏返すと、首を使って、すぐに立ち上がる姿を子どもたちは「すごーい」と拍手です。

 

今日は、発泡スチロールの箱に、ざっと20個ほど保管している卵から観察しました。5歳男の子が「この卵・・・何だかヒビが入っているよ!」と変化に気がつきました。明日にでも、卵の殻を自分で割って、「生まれたぞ!」と出てくるかもしれませんね。

 

卵の抜け殻も観察します。「この卵から、カメが生まれたんだね~」と、割れた卵を不思議そうに触る子どもたちです。

 

屋上のカメ池にいる「クサガメ」は、大きいもので甲羅の長さが20センチ以上あるメスが数匹いるので、それらが、産卵用に作った砂場に卵を産んだのです。「カメは万年」と言いますが、カメ池には20歳以上になっているカメも数匹います。保育園の年長園児は6歳になったばかりですので、カメたちの方がずっと先輩なのです。(笑)

 

ここ1か月・・・ベビーカメの出産ラッシュとなるような予感がします。