社会人に「先生になって!」

昨年の運動会の最中に、グランドから突然水が吹き出しました。その場所の修復工事がようやく昨日で終わり、今日は、久々のグランドでの練習となりました。9月から始まった練習の成果をビデオで撮影します。30メートル走、紅白対抗リレーと勝ち負けが発生しますが、ビデオでは、頑張った人をしっかりと撮影しました。

 

さて、昨今の教員不足を反映して、高校生や中学生を対象に教職について説明をするセミナーなどが全国で行われていますが、一般社会人向けの催しはほとんどありません。そこで、東京都教育委員会が社会人歓迎の教職セミナーを10月に開くそうです。

 

教員免許を所得しながらも教員経験がない人。子育てや介護などで教職から離れている人。教員免許を持っていないが教職に興味がある人。こんな層がターゲットの「TOKYO教育Festa!」という催しです。

 

東京都教育委員会の狙いは、現職の教員との交流を通して、現場への理解を深めた上で、教員確保につなげることです。

 

具体的には、18のブースを設けます。各ブースでは、指導教諭による模擬授業、教員研修体験、現場教員との座談会などが用意されています。給与や休暇に関する勤務条件については、教育委員会の担当が説明します。

 

現在、東京都教育委員会は、より広い層から教員志望者を募ろうと、社会人枠で、教員免許をまだ持っていない人も受験できるようにしています。合格した人には2年以内に教員免許状を取得することを求めます。

 

一般社会人を経験したスキルが、教員にとってプラスになることは言うまでもありません。子どもたちは、やがて社会人として様々な仕事につきます。勉強以外で教えることは山ほどあり、「世の中で役に立つ人間」を育成するには、様々なバックボーンを持った人から、子どもたちは影響を受けるのです。

 

今回の「TOKYO教育Festa!」・・・注目です。