大切なあなたの命

今日は雨で練習ができないと思っていたのですが、想定外の曇り空で、運動会前の最後の練習がしっかりとできました。今日は、職員全員で最後の紅白対抗リレーを見守ります。全員が全力疾走して、50センチというわずかな差で赤組が勝利すると、白組の園児の多くが「もう一回やりたい!」と直訴してきました。赤組の園児も「やりたい!」となり、2回戦まで行い、今度は白組がリベンジして勝利です。

 

2回ともに、運動会本番に取っておきたいぐらいの、抜きつ抜かれつの好勝負となりました。西文ひろば前の道路を自転車で走っている人が、次々と自転車を止めて見入っていました。それだけ凄い熱戦だったのです。

 

さて、ある小学校での話です。保健室の前に、「お誕生日お祝いコーナー」があり、保健の先生が毎日、お誕生日の児童の名前を紹介しているそうです。なんだか、いい話ですね。保健室の前を通るたびに、子どもたちは「今日は○〇さんの誕生日なんだ」なんて会話が起きるのです。

 

それだけではありません。保健室の先生からこんなメッセージが書いてあるそうです。

 

「生まれてきてくれてありがとう。世界中、どこを探してもあなたの代わりはどこにもいない。世界に一人しかいないあなた。たった一つのいのち、大切にしてね」

 

保健室の先生は、自分の命を大切にする具体的な方法は、自分で考えてくださいと言います。友だちと、自分たちは何ができるか話し合ってくださいと言います。そして、子どもたちには、こう話します。「これから大人になるまでに、いろんなことがあります。楽しいこともあれば、反対に悩むこともあるでしょう。でも、いつもどんなときでも、あなたが大事な存在であることに変わりはありません。だから一番大事にしてください。自分の命を」

 

どうですか・・・保健室に、こんなメッセージがあると、子どもたちの心が安らぎ、命の大切さを感じることでしょう。