我が街に本屋がない

保育園の子どもたちの最近の話題は、「サンタさんに○〇が欲しいとお手紙を書いた」など、サンタクロースとトナカイの話が多いですね。今日のNHK「ダーウィンが来た」では、写真家星野道夫さんが見た「トナカイ10万頭の大集結」の映像を見ました。大集結の理由は、蚊から逃れるためという意外な理由です。

 

ところで、♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは~♬と歌いますが、トナカイの鼻は赤くないですよね。実は、トナカイの鼻先には毛細血管が集まっていて、体温が高い状態だそうです。よく見ると、うっすらとピンク色にも見えるようです。

 

さて、数か月前のことですが、近所の本屋がなくなってしまいました。よく利用していたので残念です。実は、地域に書店が1つもない「無書店自治体」が、全国1741市町村のうち、26.2%にあたる456もあるそうです。1店しかない自治体を含めると790で、全体の40%になります。

 

紙の書籍や雑誌の不振、インターネット書店の台頭など、理由は明らかですが、2011年に全国に1万6722店あった書店は、2021年には1万1952店と3割近く減少しています。大型書店の出店は増えているようですが、中小の書店が、どんどん廃業に追い込まれているのです。このペースでいけば、10年後はほとんどの書店がなくなってしまうかもしれません。

 

この危機に、政治家も立ち上がります。「街の本屋さんを元気にして、日本の文化を守る議員連盟」が活動を始めたようです。

 

少し大げさかもしれませんが、本屋を守ることは、文化を守ること・・・そう考えたいですね。