「保護者が感動する」は結果論です

今日から、令和5年の保育園がスタートしました。予定通り、子どもたちからは、お正月楽しい出来事をたくさん聴かせてもらいました。雪国への帰省では、思いっきり雪遊びをした園児たち。お年玉は、「○〇は、全部で9枚もらったの」と6歳女の子。これが1万円だったら凄いですね。お年玉で、さっそくおもちゃを買う園児もいました。「お年玉5つでトミカを買ったら、1つ戻ってきて・・・」と自分で買い物ができたようです。

 

ともあれ、しっかりと遊んで、食べて、お正月を過ごすと、「そろそろ保育園で友だちに会いたい」という園児もあったようで、今日から日常ですが、保育園生活で子どもたちには成長してもらいます。

 

そんな中で、4歳女の子のママが、「保育園のどんなことが楽しかった?」と昨年を振り返って、子どもに聞いたところ、クリスマス発表会・運動会・ハロウィーンパレード・遠足・秋まつりなどなど・・・保育園での行事が、あれもこれもと言葉に出たそうです。

 

ホワイトきゃんばすの行事は、子どもたちの非認知能力を促すことも含めて、みっちりと練習します。それが、当たり前になって、保護者からも「今度のクリスマス発表会が楽しみです。是非とも感動をさせてください」と期待されます。

 

「保護者に感動してもらうために…」と思ってしまいがちですが、やはりここは、子ども主体でいかなければと思うのです。がんばった子どもたちの姿を見て、その結果、保護者が感動するという流れが、目指すところですね。

 

「パパママにカッコいいところを見せよう!」という言葉で、子どもたちには動機付けをすることがあるので、この線引きは、なかなか難しいのですが、子どもたちにとっては、結果でなく、練習を頑張ったプロセスが大事なので、結果はどうなっても、それを受けとめるようにしています。

 

プロの勝負事なら、結果が一番となるのでしょうが、保育園の子どもたちは、プロセスが大事である保育を今年も続けていきます。

 

では、令和5年もよろしくお願いいたします。