アスリートの言葉

今日はお盆休み前の保育園です。今日も激しい水かけ合戦となった屋上プールですが、7月からプールがスタートして、天候不良での中止は、一日もありません。3歳の甘えん坊女子は、大きいプールで泳いでいます。毎日のプール遊びで、水への恐怖がなくなったようです。

 

明日からのお盆休み・・・この夏は、パパママの故郷に帰省する家族が多いです。キャンプを計画している家族もいますね。子どもたちの土産話が楽しみです。さて、今日はアスリートが残した言葉に酔うことにします。

 

日米球史に偉大な足跡を残したイチロー選手ですが、日本での引退試合が終わっても、誰一人席を立とうとせず、1時間近くイチローコールを続けるファンの姿に、常に冷静なイチローが珍しく感情を高ぶらせ「後悔などあろうはずがありません」

 

体操の内村航平選手は、2008年に全日本選手権で優勝して以来、五輪、世界選手権と国内外の大会で40連勝を果たします。優勝後のモチベーション維持が大変だったそうですが、「勝っても地獄、負けても地獄なら、勝つ地獄を味わった方がいい」

 

白血病と闘った池江璃花子選手の希望の力は、プールに戻ることでした。懸命に努力をし、7月に行われた水泳の世界選手権では、個人種目、リレー合わせ13レースを戦いました。池江選手の復活劇は、病と闘う人だけでなく、私たちの大きな希望の力となりました。「逆境から這い上がっていく時には、どうしても、希望の力が必要だとうことです」

 

私たちの通常の日常生活では想像できないコメントもあります。スポーツクライマーの野口啓代さんは、「指紋が消えるのでスマホなどの指紋認証ができないし、シャンプーの時は髪の毛が指に当たって痛いんです」

 

アーティスティックスイミングの乾友妃子選手は、「満腹中枢が働く20分前にどれだけ詰められるか(食べられるか)にかかっています」

 

2011年の東日本大震災直後、楽天の選手会長だった嶋基宏(しまもとひろ)選手会長の復興支援試合前のスピーチは感動的でした。「見せましょう野球の底力を。見せましょう野球選手の底力を。見せましょう野球ファンの底力を。共に頑張ろう、東北。支え合おう、ニッポン」

 

どうですか・・・チャットGPTのような生成AIが、どんなに精度を増しても、アスリートが身体から絞り出す言葉は作成できませんね。

 

3月のWBCから、毎日のように大谷選手のコメントが注目されていますが、飽きることなく、私たちに元気と勇気と笑いをくれます。時々、アスリートに力を借りて、凹んだ気持ちを前向きにしたいですね。

 

では、台風が心配ですが、よいお盆休みをお過ごしください。「なんもしない日」も作りたいですね。