従業員エンゲージメント

屋上遊びは、曇りでも湿度が高く、子どもたちは汗びっしょりで遊んでいます。タイヤと板を使って、久しぶりにタイヤアスレチックを作りました。バランス感覚を鍛えます。朝顔の色水も子どもたちの楽しみになっています。朝顔は、「一日花」です。1日だけ花を開くと、午後にはしぼんで二度と開きません。色水で、別の花人生を送っているのです。

 

さて、今日は「従業員エンゲージメント」の話です。これは、主に欧米で広まった考え方で、企業が目指す姿を従業員が理解し貢献しようという意識を持つことだとされています。これが弱いと、生産性が落ちたり離職者が増える結果となるので、日本でも各企業が従業員エンゲージメントを上げる取り組みを行っています。

 

みずほファイナンシャルグループでは、毎週水曜日になると、職場にある飲料自動販売機に行列ができます。それは、二人同時に自販機に社員証をかざすと、無料で飲料がもらえる仕組みで、社員同士の親睦につながっているそうです。

 

ANAグループでは、スマホ専用のアプリを使って社員の「幸福度」を高める取り組みを始めたそうです。アプリが提示する「お題」に前向きな書き込みをすると、他の社員が応援のコメントを送ります。やり取りを通じて一体感が高まりより良いパフォーマンスにつながっているようです。

 

私がかつて勤務していた洋菓子メーカーでも、夏休みに「ファミリーデー」を設けていました。働くママパパの現場に子どもが訪問する取り組みです。仕事をしているパパママは、子どもには、とてもカッコよく映るようで、親のモチベーションもアップします。また、同僚や同じチームの仲間と我が子が触れ合うことは、とても有意義な時間ですね。

 

ある調査会社が「グローバル職場環境調査」を行い、「熱意ある従業員の割合」を国別に発表しました。アメリカ34%・インド33%が高い国です。世界の平均は23%にもかかわらず、日本は5%にとどまっています。調査した125か国では、下位層となっています。

 

世界の中では終身雇用の高い日本が、どうして従業員エンゲージメントが低いのか。不思議ですね。どうやら、採用や人事に一因があるようです。日本の企業は、職務を限定せず、新卒で一括採用してから、業務内容や勤務地などを決めることが多い。すると、キャリア形成の見通しを立てづらくなり、生活も犠牲になるので、仕事への熱意や貢献意欲が高まりにくいといわれています。

 

企業に勤務するあなた・・・あなたの「従業員エンゲージメント」は高いですか。自分の仕事を楽しくやりがいのある形にするのは、自分次第ですが、企業へ貢献しようという気持ちは、必ずしも正比例しませんね。あくまでも企業の論理かもしれませんが、従業員エンゲージメントを上手にアップさせることで、従業員の幸福度がアップするのなら、いい話なのかもしれませんね。