「アプリ婚」は当たり前

今日も暑い!クラッシュ氷を発泡スチロールの箱に詰めて、運動会の練習をしました。カラー帽子の中に氷を入れて、「冷たくて~気持ちいい~」と言いながら子どもたちは頑張りました。30メートル走で子どもたちは熱くなるので、「勝った人がすごいわけじゃないよ。負けた人がだめでもない。一番偉いのは、最後まであきらめないで頑張った人!」を最初に念押しして、今日も30メートルの練習です。

 

さて、「アプリで出会って、結婚しました」そんなカップルが珍しくなくなった今、リクルートの調査では、2021年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用して結婚した人は、15.1%だそうです。その中でも、ネット系サービス(マッチングアプリなど)が、4割を超えて、最も多かったそうです。

 

私の両親は、お見合い結婚でした。マッチングアプリは重なる部分もありますが、人が介在するお見合いは、断りづらい。それに比べて、アプリは気楽だといいます。

 

調査数字では、結婚・恋愛意欲のある独身者で、婚活サービスを利用して恋人ができた割合は45.1%で、過去最高を更新したそうです。また、結婚した人の34.1%に婚活サービスの利用経験があるようです。実際に結婚した人のエピソードを耳にする機会が増えて、データ上にも前向きな数字が並びます。

 

しかし、トータルでの婚姻数の減少は、日本の大きな問題でもあり、このまま出生率の低下に直結するからです。ますます、日本の未来は、少子高齢化&人口減となるのです。

 

専門家によると、「以前よりも今は、パートナーを見つけることが格段に難しくなっていると感じます。共働きが一般化し、経済状況の変化で女性にも学歴と収入が求められるようになり、男性には家事・育児能力が求める条件に加わりました。条件が増えるほどに、相手は見つからなくなる」といいます。

 

確かに・・・保育園のパパたちの多くは、子どもの送り迎えを分担していますし、料理も得意というパパはたくさんいます。

 

また、別の評論家は「行動経済学の原理でも、選択肢が多いと人は迷います」と断言します。「いまや婚活している男性の多くは、女性にも一定の経済力を求め、一方の女性は男性に家事・育児能力を求める時代です。ところが、目の前の相手には従来の『恋愛力』を求めてしまうから、うまくいかない」のだそうです。

 

う~ん・・・昭和のおやじ世代は、やっぱり、「結婚って『恋愛の延長』なんじゃないの!」と言いたくなってしまいますが、「恋愛結婚の終焉」という本まで、発表されるのが、今の時代なのです。

 

草食系男子という言葉が使われてから20年近く経過しました。その世代が30代後半から40代。その後、恋愛を面倒と考える若者も増えてきました。

 

そう考えると、結婚には恋愛ではなく、結婚する条件をマッチングアプリのように選択して考えることが大切な時代になったのか・・・・それも、時代の流れというのでしょうか。昭和おやじは、「まず、恋愛でしょ・・・」とすぐに考えてしまいますが。(笑)