桃岩荘ユースホステル

今日も子どもたちは、「こびとカルタ」をやっていました。何と、読み手は小学生ではなくて、年中の双子シスターズです。平日は、年長園児が読み手を独占してしまうので、なかなか年中が入り込めないのですが、聞いていると、すらすらと読んでいます。「カルタの読み手ができるんだ・・・凄いなぁ~」と思いながら、やはり、ひらがなを覚えるきっかけは、遊びに決まってる!と思った次第です。

 

さて、昨日のNHKドキュメント72時間は、北海道礼文島にある「桃岩荘(ももいわそう)ユースホステル」でした。私も、40年前の記憶が蘇ってきました。

 

みなさんは、ユースホステルに宿泊したことがありますか。今でも素泊まりが3000円前後で宿泊ができます。私の学生の頃は、食事込みでも2000円くらいだっだ記憶があります。金はないけど時間はある学生には、ピッタリの宿でした。実は、2012年保育園が開園したばかりの、おやじ園長のブログに、桃岩荘のコメントがありました。ふり返ってみます。 

 

「北海道には、はまりました。 

高校2年の夏に初めて北海道の大地を踏みしめ、合計43泊した記憶があります。半分ぐらいは、夜行列車の中か、無人駅です。 

『愛とロマンの8時間コース』 

これは、礼文島「桃岩荘ユースホステル」の名物コースです。

礼文島、北の岬ストコン岬から島をほぼ縦断するコースで、「愛とロマン」という名前は、この8時間で必ず1組以上の愛が芽生えるとのこと(笑) 

さて、ストコン岬から海岸沿いを歩くと、海には「馬ふんウニ」・・・もちろん食べました。塩味がきいてうまい!(勝手に食べてはいけなかったみたい) 

次は、原生花園とよばれる、自然のお花畑を歩きます。本州では、高山植物にあたいする花々が、ここ北海道では、平地で見られます。今回一緒だった仲間は、男子、女子ともに一人旅の連中が多く集まりました。学生だけでなく、社会人や仕事を辞めてとりあえず旅に出ている人もいました。最初は、快適なハイキングも、8時間となると、最後は無口に。でも、ゴールの桃岩荘が近くに見えると、何やら屋根の上に人が踊っています・・・

ユースホステルのヘルパー(ボランティアアルバイト)です。 

これが、「日本3大キチガイユース(当時)」といわれた桃岩荘ユースのお出迎えシーンです。吉田拓郎の落陽を歌いながら、屋根の上で踊っています。 

「ほいほい ほいほいほい・・・ほいほい ほいほいほい。絞ったばかりの夕日の赤が・・・♬」 

愛とロマンの8時間コースの仲間達も最後の力をふり絞って、踊りまくってゴールしました。 

若干高校2年生の私は、お姉さまたちからは恋愛対象にはならなかったようで、愛もロマンも生まれませんでしたが(笑)、大人の世界を垣間見る貴重な8時間でした。 

桃岩荘ユースホステルの夜は、「ミーティング」といわれる、ノンアルコール宴会で、多いに盛り上がったことはいうまでもありません。ユースホステルは、男女別の共同部屋で、ノンアルコールがルールです。今でも、鮮明に記憶に残るシーンです。」

 

昨日のテレビでも、8時間コースは継続されており、派手な出迎えやミーティングのシーンを懐かしく見ていました。「いらっしゃいませ!」ではなく、桃岩荘では「おかえりなさい!」とゲスト(宿泊客)をお出迎えします。

 

吉田拓郎の「落葉」は、桃岩版にアレンジされ、大盛り上がりです。桃岩荘は、もともと、ニシン番屋を改造して作られた建物です。そして、そこで働くヘルパーと宿泊者たちのドラマが、深いのです。

 

「羞恥心を捨てる」「自分を変える」「無になる」・・・様々な目的で、6月から9月までの4か月した開いていない、この宿に人が集まるのです。いい場所です。