数学ゴールデン

昨日のクリスマスお楽しみ会は、「最高に楽しかった!」と子どもたちが、ママやパパに話していたようで、プレゼントの景品が豪華だったことが、子どもたちの心を射止めたようです。ぬいぐるみを抱いて寝た園児や、ミニカーでずっと遊んでいる男の子、シルバニアファミリーの人形が増えて大喜びの女の子もありました。これも、クリスマス発表会を頑張ったからこその気持ちです。昨日、保育園からクリスマス発表会のDVDをプレゼントしました。保護者は我が子の撮影にどうしても夢中になりますので、このDVDで他の園児の頑張りもじっくりと見ることができたようです。

 

さて、スポーツのオリンピック同様に、世界レベルの天才たちが、数学の超難問を解き競い合う「国際数学オリンピック」があるのをご存じですか。出場資格は、高校生以下の若者です。「数学ゴールデン」は、日本代表を目指し、突き進む若者を描いた「数学版スポ根」マンガです。

 

舞台は福岡市。主人公の小野田春一は、高校の入学式で「数学オリンピックの日本代表」を目指すと宣言し、一躍注目を集めます。一人で孤独に勉強を続けようとしたものの、講師に導かれ、多くの数学を愛する仲間たちと出会います。次第に他者と協力しながら問題を解いていく可能性と楽しさを見いだしていきます。

 

数学の楽しさは、ただ単に公式や定理を当てはめるだけでなく、自分の先入観や固定概念を乗り越え、視点変化を生みだすことそのものにあると作者は伝えます。自分一人で考えることだけでなく、他者と共同で問題に取り組むことで、自分になかった発想や、アイデアが生み出される。孤独な作業というイメージのある数学に対して、新たな捉え方を示した作品になっています。

 

私は、中学の時に、数学の公式についていけなくなり、迷うことなく文系を選択しました。「数学なんてやっていたら頭がおかしくなるよ!」と間違えた認識を持っていました。数学の大切さを知ったのは、社会人になってからです。営業の仕事で、得意先との商談では、言葉だけの抽象的な話では通用しません。具体的な数字が根拠として必要になります。社内でのプレゼンテーションもしかりです。

 

数字や数学の公式は、世界共通語です。この当たり前のことを考えるだけでも、数学の必要性は高いのです。

 

「数学ゴールデン」は、今までにない形で数学の面白さを伝えていますが、数学だけでなく、新しいことにチャレンジすることは、自分の「好き」や「面白い」という気持ちに従うことから生まれると訴えます。何かに夢中になって取り組むことの楽しさをこの本は教えてくれているのです。数学への苦手意識もなくしたいですね。