合格してからが肝心・・・

今日の屋上遊びでは、タイヤと板を組み合わせて、アップダウンのある自転車コースを作りました。勇気ある5人の園児がクリアーしました。怖くてゆっくり走ると、登り坂で止まってしまい自転車ごと転倒します。スピードを緩めないで走り切るには、まさに「勇気」が必要なのです。5歳男の子は、何度も失敗し、5回目でようやく走り切りました。あきらめないでよく頑張りました。

 

さて、今週末は、「大学入学共通テスト」ですね。以前のセンター試験です。いよいよ入試シーズンが到来します。保育園と同じフロアにある学習塾も、なんだかピリピリしているように感じます。今日は中学受験の話です。

 

全国の子どもたちが中学受験をするわけではなく、首都圏などの都市部が中心ですが、年々、スタート時期が低年齢化しているそうです。低学年から塾に通わせる親が増えています。

 

受け入れる学校は、「入学がスタートですから、中学受験合格がゴールのような状態で入ってきてしまうのが一番困るんです」とベテラン教師の本音です。また、私立の中高一貫校に受験する場合「いま頑張れば高校入試がないから楽だ」などと親に言われて中学受験に挑んだ子ほど、注意が必要だと言います。中学受験が終わって楽になると思ったら大間違いで、授業について行けずに、不登校や中退するケースも多いと言います。

 

一方、思った以上に入学辞退者だ出た時に、繰り上がり(補欠合格)の家庭に電話をすることになります。電話口では、涙ながらに喜ぶ親の声がします。繰り上がりの場合は、学力順位は最下位グループであることがわかっています。最下位からの入学で、「頑張らないと!」と思い、やる気に満ちた学校生活を送った生徒もいるようです。

 

要は、当たり前のことかもしれませんが、中学入試で肝心なのは、合格の先ということです。入学してから、どんな学校生活を送るか・・・です。ゴールの見えないマラソンを走り続けることほどつらいことはありません。42.195キロで終わることが分かっているからこそ、どんなペース配分で勝負をかけるかなど、戦略が立てられるのです。

 

とうことは、中学受験での学校選びは、「有名校」「難関校」へのチャレンジよりも、入学後の生活が思い描ける学校かどうか?が大切になると言えるのです。

 

親も受験生も受験を前に緊張しています。親は、我が子に何を声掛けすればいいのか、難しいところですね。いい言葉が見つからないときは、黙って見守るのが、一番いいのかもしれませんね。