進化するレトルトカレー

今日の年長お昼タイムは、お掃除の練習です。紙のちりくずを床にまいて、実際にほうきとちりとりを持って、ゴミを集めます。小学生になって、ほうきでゴミを散乱させないように、しっかり練習です。

 

さて、みなさんの昨日の夕食は何でしたか?我が家はカレーライスでした。たいがい鍋にいっぱい作るので、今日は2日目のおいしいカレーを食べることになりそうです。もちろん、スパイスにこだわって・・・ではなくて、市販のルーを使います「○○〇バーモンドカレー」ですが、とてもおいしいですよ。

 

お正月のお節料理に飽きたころに、無性に食べたくなるのがカレーライスですね。「おせちもいいけどカレーもね」と昭和の時代に西城秀樹さんがカレーCMで叫んでいました。そんなカレーですが、今ではレトルトカレーがかなり進化しているようです。

 

世界初の市販用レトルト食品、大塚食品の「ボンカレー」が誕生したのが1968年です。もう50年以上前になります。1972年に「3分待つのだぞ」という笑福亭仁鶴さんのCMで一気に食卓に広がりました。最近まで、レトルトカレーと言えば「なんだよ・・・レトルトかよ!」なんて思っていた人が多いかもしれませんが、今では、スーパーや食料品店の棚には、有名店とのコラボ、ご当地カレー、高級食材を使ったもの、エスニック風のものから、近年人気のスパイスカレーまでさまざまな種類のレトルトカレーが並んでいます。こうなると、これまでは保存食、非常食的存在だったレトルトカレーが、今は日常食になっている感覚です。ものによっては、高級カレーです。最近では500円を超えて1000円前後の物が人気で、「あのお店のカレーがレトルトに!?すごい!」という時代になっています。

 

我が家もそうですが、家族で食べるカレーは、鍋でたくさん作ったものをみんなで食べるものでした。それが、2017年にレトルトカレーの購入額とカレールーの購入額が逆転したのです。これは、ルーの需要が減ったのではなく、レトルトの購入額が増えたということです。カレーの孤食化もも進むのですが、家族がそれぞれ好きなカレーを選んでシェアしたり、最近流行のあいがけにしたり、新しい楽しみ方が出てきているようです。

 

やはり、日本人の多くが「カレー大好き」人間なので、これからも、さらにレトルト含めて、カレーの魅力が広がっていくような気がしますね。