心を鍛える

今日は、「どろんこ遊び」の日です。どろんこ広場を田植え前のように、ドロドロにします。気持ちいい!と感じるか、気持ち悪い!と感じるかは子ども次第ですが、今年は、大いに盛り上がり大成功です。年長男子4人が、泥水に顔からダイブします。それを見ていた他の園児に「楽しい!」が伝わり、見事に全員が泥だらけになりました。7月からプールが始まりますが、このメンバーなら、プール時間が楽しく盛り上がりそうです。

 

さて、もうすぐ、パリオリンピック・パラリンピックが開催されます。あるオリンピック選手のコーチの話を聞いてください。「体力や技術を高めることはもちろん必要だが、それ以上に心を鍛えることが大切だ。行動は、すべて気持ちに支えられている」と言います。

 

身体と精神のバランスが大事であることは、私たちも漠然と認識してるところですが、心を鍛えるには、具体的にどのようにすればいいのか・・・具体論が知りたいですね。

 

そのコーチは「それは、あいさつをすること、返事をすること、履物をそろえることの3つです」と、たった3つのことが大事だと言います。

 

なんだか、当たり前のことに思えますね。あいさつや返事をすることの大切さは何となく分かるのですが、履物をそろえることとはどういうことだと思いますか。「はきものをそろえると、心もそろう」「ぬぐときにそろえておくと、はくときに心がみだれない」のだそうです。何げない動作に人の心は鍛えられていくのですね。

 

「心を鍛える」を考えると何か大きな努力をしなければいけないと思いがちですが、まずは、3つの当たり前のことを当たり前にすることが大切です。子どもには、教えやすい内容ですね。