ガチャガチャは日本の文化!?

今日は、雨が降っていたのでプールは中止にして、教室内で体を動かしました。大玉送りを久しぶりにやってみます。2歳・3歳児には大きすぎたようです。そして、盛り上がるのが、「椅子取りゲーム」です。2回ともに、年長園児が優勝したのですが、3歳児の男の子が3位に入り大躍進です。

 

さて、現在年間3千万人超のペースで訪れるインバウンド観光客のお土産になる人気商品は何だと思いますか?そうです。カプセルトイこと、通称「ガチャガチャ」「ガチャポン」です。

 

ガチャガチャのインバウンド需要が高まったきっかけのひとつは、2016年に成田空港第2ターミナルの一角にカプセルベンダーをズラリと並べた専門コーナーの登場だそうです。空きスペースを使って何かできないかと、ガチャガチャが並んだのです。考えた人は凄いですね。日本旅行を楽しみ、帰国する際に両替できない小銭の使い道としては、もってこいです。

 

現在のカプセルトイの中心価格は300円程度です。日本円は、今や世界有数の最弱通貨ですので、かさばらないカプセルトイは、何個でも買える最高の日本土産になるのです。「何が出てくるかわからない」というゲーム性があり、カプセルの中には、フィギアやミニチュア、スマホやバッグなどにつけられるアクセサリーやチャームなど、細かなディテールやデザイン性の高いもの・・・さらに、これでもか!というくらい豊富なキャラクター展開があって、手軽な日本土産になっているようです。

 

手軽などころか、完成度の高い芸術作品と言っても過言ではありませんね。日本のアニメやポケモン・サンリオなどの作品やキャラクターは、海外人気が高いこともあって、カプセルトイなら、そんなキャラクター商品が安価で大量に展開されてることが、SNSや動画サイトで外国人に、広く知れ渡っているようです。

 

ガチャガチャだけでなく、外国人には「トミカ」のミニカーも大人気だそうです。保育園の年長男子は、「トミカをもっともっとたくさん欲しい!」と七夕の短冊に書きましたが

、トミカショップには多くの外国人が訪れているそうです。

 

私が、子どもの頃から親しんだ「ガチャガチャ」は、今では、カプセルトイとして、世界に誇る文化となったのかもしれませんね。日本は、たかが300円だって、完成度が高い物しか市場に出さないという誇りも合わせて・・・立派な芸術文化なのです。